会員制サウナの設計事例｜木と光が整える静寂のプライベート空間

完全会員制のプライベートサウナとして設計された本施設では、素材の選定と光の扱いに細心の注意を払いました。
無垢材と左官壁が空気を整え、間接照明が“静かに包まれる感覚”を演出。
ただ熱を浴びるのではなく、心と身体を深く整えるための空間です。

「会員制という性質上、“物としての豪華さ”ではなく、“気配としての上質さ”を重視しました。
壁と照明がつくる影の柔らかさ、無垢材の肌ざわり──そうした感覚が、整いの質を決めると考えています。
静けさを設計すること。それがこのサウナ設計の核でした。」

会員制サウナの内装工事を手掛けました。木材を基調とした落ち着きのある空間に、間接照明を組み合わせ、リラックスできる雰囲気を創出。サウナ室の温度管理や換気計画にも細心の注意を払い、快適な環境を提供しています。また、動線計画や収納の工夫により、利用者がストレスなく過ごせるよう配慮しました。